月がねぇから静かだ



触れ合った温もりは、どれだけ残るだろう
暖まったこころじゃ、あたたかさは知れない

みんなもう寝てんだよ。
だから、
誰も居なくなった公園のブランコは遊び相手を欲しがる
街は雨、


想いを言葉に、言葉を声に、
雨音に濡れて掻き消されたりもする

疲れたなら眠りな
冷たい海に抱かれて漂う
くらげのこころは静かだ


痛みをこの胸に
ずっと深く残るよに
呼吸をする度に
あなたの声を想い出せるように



目を閉じてみつけた一輪の花
笑ったあとに哀しみをちらつかせ

ほんとうのことは、
大概濡れた葉先に隠れてしまうよね
月がねぇから静かだ


手と手を結ぼう
二度とはぐれないように
こたえはきみだった
霞み立つモヤの先で

きみと出会い、
きみを知る
きみに触れ、
きみを感じる

痛みをこの胸に
ずっと深く残るよに
その手と手を結ぼう
指先で探してた

こたえは、きみだった

街は雨、

月がねぇから静かだ



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